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【第12回2/20】手術の未来:予防的神経再建と柔軟性エレクトロニクスのBMI技術
手術の未来:2023年度以前
2024
2/20 18:00 - 20:00
デバイスと脳を直接接続し脳波を読み取り、思考や意図などの情報伝達をおこなうBMI(ブレイン・マシン・インター
フェース)の研究開発は、より高精度の脳計測技術が求められています。脳へ直接的に相互作用するBMI には、「侵襲度」と「計測精度(時間的・空間的分解能力)」の二つの重要な要求性能があり、侵襲度を低減するために、柔らかい有機材料をエレクトロニクスの主要材料に用いることで、薄膜、軽量、シート型、曲げても、伸縮させても壊れない新しいエレクトロニクス(フレキシブル・ストレッチャブルエレクトロニクス)を利用したBMI技術(統合的BMIシステム)の開発を進めています。この基盤技術をもとに、頭蓋内埋め込み型、血管内留置型、ウェアラブル型、非接触型BMIデバイスの研究開発と社会実装を目指し、医療機関と連携して取り組んでいます。
本講演では、医療機関連携の具体的な活用事例を交え、課題やフレキシブルなBMI技術の未来についてご紹介いただきます。
神経再建
BMI
ブレイン・マシン・インター フェース
フレキシブル・ストレッチャブルエレクトロニクス
統合的BMIシステム
頭蓋内埋め込み型
血管内留置型
ウェアラブル型
非接触型BMIデバイス
240220みらいメドテックチラシ0126.pdf
セミナー
予防的神経再建
予防的神経再建
光嶋 勲
広島大学病院
形成外科
科長
広島大学病院
寄附講座教授
セミナー
フレキシブルエレクトロニクスを活用したBMI技術の研究開発と社会実装
フレキシブルエレクトロニクスを活用したBMI技術の研究開発と社会実装
関谷 毅
大阪大学産業科学研究所
教授
大阪大学
総長補佐 栄誉教授
脳へ直接的に相互作用するBMIには、「侵襲度」と「計測精度(時間的・空間的分解能力)」の二つの重要な要求性能があり、一般的にこの二つは相反します。すなわち侵襲度がなく使いやすい汎用BMIは、計測精度が低い傾向にあります。
一方で、計測精度の高いBMIは侵襲度が高く、利用は限定的です。このような状況に対応するためには、用途に応じたBMI群を構築することが大切です。さらに、各BMIから得られる情報を一元化し、情報統合することで切れ目のないBrain-Big-Dataとなります。
本研究開発では、侵襲度を低減するためにフレキシブルエレクトロニクス技術を利用しました。この基盤技術をもとに、頭蓋内埋め込み型、血管内留置型、ウェアラブル型、非接触型BMIの研究開発と社会実装を進めており、医療機関との連携による具体的活用事例とともに紹介します。
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