第5中足骨に対する手術に適したプレートを作成したい
岡山県
第5中足骨骨幹部骨折やJones骨折、内反小趾に対する骨切り術など、第5中足骨に対して内固定をする手術は多い。現状では手用のインプラントを用いたり、様々なスクリューやプレート、K-wireなどで固定されることが多い。固定力不足のため、あるいはその逆で固定力が強すぎるための合併症などが時々みられる。また足部外側は皮膚が薄く、インプラントの突出による皮膚合併症もある。第5中足骨の形状は独特であり、この形にできるだけ沿ったプレートが望ましい。骨折や内反小趾に使用できるプレートを作成したい。
現場で働く女性にもやさしい安全靴の作成をしたい
岡山県
足の外来では、安全靴が原因と思われる足部痛の患者は結構みられる。近年は女性患者もかなり多くなってきている。なかなか解決法がなく、転職せざるを得ない患者も時々みられる。女性の足にもやさしく(男性にも)、安心して仕事が長時間できるような、足への負担が少ない安全靴の作成をしたい。
変形性足関節症に対する、外側進入の固定術に使用する、専用プレートを開発したい
東京都
変形性足関節症の末期患者では、足関節固定術が適応となることが多い。外側進入法はその1つの方法であるが,巨大な骨欠損や著しい変形にも十分対応可能である。現在使用できるプレートが1機種のみあるが、より使いやすいものについてアイデアがあり、新規に開発したい。
足趾の運動器具
大阪府
扁平足、開張足の患者さんに、パンフレットを用いて、足趾・足部の運動を説明しているが、継続して施行してくれない。足趾・足部の運動を促す為に、運動器具の開発をお願いしたい。スマホとの連携、ゲーム性があれば、よりいいです。
足部・足趾に特化した創外固定器の開発
茨城県
開放傷は感染を有する四肢外傷(骨折)のような創内にインプラントを設置できない場合、創外固定器を用いて骨折部を固定する必要がある。足部には26の骨が存在し、それぞれ関節を持っているにもかかわらず、足部に創外固定を使用する場合は、足部が一塊として考えられ、固定される。足部に特化したインプラント、創外固定器がないことも原因である。創外固定のフレームから刺入するピンまでも足部の特性に合わせたものを開発・作製したい。
腱のテンショナーの開発
東京都
指/趾の腱の延長を行う際に、他指の緊張に合わせる必要があるが、現在はマニュアルで行っており、時に腱の緊張が弱くなったり、強くなったりしてしまう。正確に腱の緊張を揃えるためのテンショナーを開発したい
踵骨内側移動骨切りを行う際に計画通りに内側移動できるツールが欲しい
東京都
扁平足の矯正手術において、踵骨内側移動骨切り術は普遍的な術式です。一方で術前計画通りに正確に移動させることは難しい問題があります。この問題を解決するために術中に移動量を術者が確認して調整できるデバイスが欲しいです。具体的なアイデアがあります。
開大式楔状骨切り術(外反母趾手術)における骨片保持機の開発
東京都
開大式楔状骨切り術では骨切り部を正しく保持することがやや困難であり、特に回旋量の調整も同時に行う場合には困難さが増す。骨片を固定しつつ、回旋を調整できる機能をもった骨片保持機の開発をしたい。
外反母趾用の装具を作製したい
茨城県
外反母趾は患者も多く一般的な足部変形の病気となっている。その治療として保存療法、手術療法があり、それぞれ装具を併用することがある。この装具を使用すれば、保存療法から術前、術後の後療法(矯正位の保持・可動域訓練・荷重制限等)まで対応できる装具を作製したい。具体的なアイデアがあります。
急性外傷:足関節ねんざ(外側靭帯損傷)で使用する汎用性のあるサポート装具
足関節捻挫(外側靭帯損傷)の発生頻度は高く、アメリカでは年間200万件以上発生し、救急外来だけでも毎年約60万人が足首の捻挫で受診しています。また、初回捻挫後の再発率は高く、足首の捻挫を一度経験した人の30~70%が再び捻挫を経験するという統計があります。再発をしないように治療するには足関節を底屈しないように一定期間固定することが重要なのですが、それに見合った簡易な装具はなく、多忙な中で多くの患者さんにギプス固定を行うことは容易ではありません。具体的なアイデアがあるので、出来合いの装具で足関節を底背屈0°(直角)に保て、半硬性のサポート構造で靴が履けて歩行から軽いジョギングまでできる(受傷後2か月くらいまで)製品を開発したい。
足部外がえし、内がえし筋力をスポーツ現場や学校、クリニックなどで簡便に測定できる機器の開発
千葉県
足部外がえし、内がえし筋力をスポーツ現場や学校、クリニックなどで簡便に測定できる機器を作りたいです。
足関節捻挫の後遺症として足部外がえし筋力の低下が報告されており、扁平足障害には内がえし筋力低下が報告されています。しかし徒手筋力テストでは正確な筋力が評価できず、高額なトルクマシンでは現場で簡便に測定できないため、簡便な装置が必要です。
オリジナルで試作しましたので、ともに製品化を目指す企業を求めています。
伝達麻酔における注射ホルダーの開発を開発したい
広島県
坐骨神経ブロックや伏在神経ブロックなどの伝達麻酔を行う際、片手でエコープローブを操作して目的の神経に安定して注射針を進めるのは難しいと思われる。プローブに注射の針を目的の神経に安定して確実に注射針を進めるガイドがあれば初心者でも伝達麻酔ができると思われる。血管用のエコー下注射用ガイドはすでに存在するが、伝達用に改良したものを開発したい。
高齢者天蓋部粉砕骨折に対する一期的人工足関節デバイスを開発したい
静岡県
高齢者の天蓋部粉砕骨折は、骨接合術での再建が困難な場合も多く、二期的に関節固定術になる場合もある。他方、股関節や膝関節は骨折に対して一期的に人工関節を行う場合も多々あり、同様に足関節に対しても一期的に人工足関節を行うことができれば有用であると考えている。現時点の問題点は天蓋部が粉砕している場合、通常の人工足関節の脛骨側の固定がセメント、セメントレスに関わらず困難であるという事である。これを解消するための方法を考えていまる。
足変形のある患者さんに、靴があっていないことがひと目でわかる靴の開発
大阪府
本邦では欧米と異なり靴文化の歴史は浅く靴に対する教育や理解が大変遅れている。その結果、靴の選び方や履き方が適切でないために生ずる疼痛や歩きにくさで歩行機会を減らしている方が多くおられる。しかし、成熟した靴文化を持たない本邦では、患者さんに靴の問題をご理解いただくことが必ずしも容易ではない。
解決法のひとつとして、加齢や関節リウマチなどの疾患で足変形がある患者さんに、靴の中で変形した足や趾がどのように靴とあたったりこすれたりしているかがわかる靴を開発する。すでに具体的なアイデアがある。
これにより適切ではない靴の選択や履き方による靴障害由来の疼痛で歩行機会を減じて要介護になってゆく高齢者を減らすとともに、日本の靴文化の向上により豊かな高齢化社会を作ることに寄与すると考える。
超音波診断装置のプローブの傾きがリアルタイムにわかる装置
千葉県
超音波診断装置を用いた各種の計測は再現性のある計測が困難である。その一つの理由としてプローブを常に一定の角度に保つことが難しいことがあげられる。臨床の診断においても臨床研究においても常に一定の角度でプローブを充てることが大切である。プローブの傾きがリアルタイムに表示できるような装置を開発したい。
硬性材を用いずに、急な外力が加わった時に固定力が増大する足関節サポーター
千葉県
足関節不安定性を要する患者は、スポーツ時などに足関節サポーターを着用する必要がある。しかし、その際に必要なサポーターは固定力を上げるために硬性のプラスチックで外固定しなければならず、
• 靴の着用時で使用する際には、靴のアッパーを緩めて着用しなければならない
• 裸足でのスポーツ時には硬い部分が邪魔で使用できない
などのデメリットがあり使用する際に問題が生じる。
そこで、捻挫の予防のために、急なストレスが加わると反応し、伸張ストレスにストップがかかるような硬性材を使用しない足関節サポーターを開発したい。
髄腔内を安全に掘削するドリルを開発したい
静岡県
JONES骨折といわれる足の中足骨骨折疲労骨折はサッカーをはじめアスリートの疲労骨折として多い疾患である。骨折部には骨が増生して髄腔が狭小化している事が多く、骨髄内にスクリューを挿入する際に障害になり、通常のドリルで同部を削るのには限界がある。安全に髄腔内を掘削するドリルが欲しいです。
骨釘作成機と骨釘挿入機
三重県
距骨骨軟骨損傷において骨軟骨片を固定する場合、骨釘を用いることがあるが、現在、骨釘の作成はフリーハンドで行われており、直径を整えたり、長さを整えるのに時間と労力を要する。より容易に骨釘を作成する機器を開発したい。
また、この骨釘挿入時のガイドも適切なものがなく、ガイドを開発したい。足の外科領域のみならず、他の関節の離断性骨軟骨片や関節内骨折でも応用が利くため、汎用性の高い器材になりうると考えている。
具体的なアイデアを持っている。
廉価版立位CT装置の作成
大阪府
下肢の最も最下流に位置する足部の手術を行う際に、荷重ライン・荷重分布を3次元的に術前・術後に把握することは重要であると考えている。そのため、立位でのCTデータを取得することは重要だが、装置が非常に高価であるため、広く病院に導入することは現段階では現実的ではない。そのため、廉価版の立位CTを作成し、術前・術後の状態把握に役立てたい。
学習型AI機能を搭載したエコー機器の開発
大阪府
これからの時代、エコーを用いた足の外科分野の手術の可能性も唱えられている中、誰でも安全かつ簡便にエコー機器による介入技術の向上を図れるのが望ましい。そこで、適切な画像表示・介入手技を優しく誘導してくれる学習型AIを搭載したエコー機器を開発し、手術手技の発展につなげたい。
脛骨矯正骨切り術後の固定材料を開発したい
大阪府
遠位脛骨斜め骨切り術など矯正骨切り術後に、その新しい骨面形状や皮下組織状態は患者・症例それぞれで多彩であり、プレート選択やベンディングの仕方がまちまちである。皮下組織への悪影響や矯正後の骨面形状を考えたカスタムメイドの固定材料を開発したい。
外反母趾の最小侵襲手術用器具を開発したい
千葉県
外反母趾の最小侵襲手術(MIS)は良好な成績が示される一方で、手術に習熟するまでのラーニング・カーブが長いと言われている。それを解決するため、近年、欧米ではMISを支援するための新しい器具が次々と開発されているが、日本には導入されていない。日本で、海外へ売り込めるような新しいMIS用器具を開発したい。
足部の清拭・解放創洗浄用の微細気泡発生装置の開発
大阪府
術後創部感染が多いとされる足部手術において、微細気泡を用いた術前清拭の有用性が報告された。感染を伴う開放創に対する創部治癒効果の可能性も指摘されている。そこで、足部に特化した微細気泡発生装置を開発したいと考えている。足部難治性潰瘍や足部手術への更なる応用を期待できると思われる。
足趾に鋼線を容易に刺入するためのデバイスを開発したい
福岡県
足趾形成術の際に、足趾から中足骨までk-wireで仮固定を行うことがあるが、趾先から基節骨関節面の中央を貫いて、中足骨まで鋼線を刺入することは必ずしも容易ではない。手術時間の短縮のため、期待通りの位置に鋼線を刺入するためのターゲットデバイスを開発したい。
骨折手術の術前計画をサポートするプログラム
北海道
骨折に対する手術の固定方法としてスクリューで骨折部に圧迫力をかけるが、複雑な骨折面に対して、どこからどの角度でスクリューを刺入すれば良いのかを決定することは難しい。そこで、CTデータから得られる骨折面の情報を元に、至適なスクリューのエントリーポイントやスクリューの刺入方向をシミュレーションできるプログラムの開発を行いたい
キルシュナー鋼線の断端の改良
長崎県
足の外科に限らず多くの分野で、おそらく最も多く手術で用いられるデバイスの一つであるキルシュナー鋼線の断端による不都合や合併症が生じることがある。安全な形状の鋼線の断端への改良をしたい。
足関節底屈位で着用できるソフトブレースの開発
兵庫県
アキレス腱断裂では、硬性アキレス腱装具が使用される。大きさや硬さ、重さ、衛生面などの点から特に屋内での着用が困難となる。一方、足関節捻挫用にはソフトブレースが種々用意されているが、アキレス腱用のものはない。アキレス腱用ソフトブレースの開発をしたい。
足関節位置覚のトレーニングができる機器を開発したい
広島県
足関節の怪我や手術後のリハビリにおいて、おかしくなってしまった足関節の関節位置覚を回復させることは重要である。関節位置覚を改善させるアイデアはあるが、現状、足関節の位置覚を改善させるための機器がない。ゲーム感覚でこれが成し遂げられる機器を開発したい。
外反母趾に対するLapidus法に対する骨切りガイドを開発したい
東京都
中足楔状関節の不安定性を伴う外反母趾に対しては中足楔状関節固定を行うLapidus法が行われる。Lapidus法に際しては 第1・2中足骨間角や回旋、短縮などの矯正量の調整が必要であるが、正確な骨切りは難しい。正確な骨切りが可能ガイドによりLapidus法の普及・簡便化に繋がることが期待できる。
後足部の角度を調整する器械を開発したい
東京都
後足部内外反がある患者さんのレントゲン撮影時や、インソール作成時に角度調整が簡単にできる器械を開発したい。
ゴム・樹脂・ウレタンの材料技術・加工技術【バンドー化学株式会社】
ゴム:ゴム材料に配合設計通りの性能・機能を付与するための配合設計技術、ゴム材料にパウンドを成型するための加工技術などがあります。ゴム材料の評価技術は規格にある評価技術だけでなく、当社独自の評価技術を極めております。
樹脂:当社樹脂製品「ミューライト」は当社独自の配合設計技術を活用した製品です。配合設計や混錬技術、射出成型、押出成形やカレンダー成形を中心とした加工技術に部材や製品の評価技術を加えています。
ウレタン:「バンコラン」=ウレタン製品の特性は、材料中のポリマー分子に大きく支配されるため、当社独自の配合設計に加え、ポリマー設計も重要な技術となります。また、ウレタン材料は注型機を代表とする多成分液体材料の分散混合を得て、成形しております。
接着技術、ナノ粒子創成技術【バンドー化学株式会社】
接着技術:当社製品は金属、繊維、樹脂との複合材料として製品化されており、接着技術はこれら材料の複合化に欠かせない技術です。伝動ベルト、搬送ベルトには繊維材料が使用されており、ゴムとの接着技術がキーとなっています。接着時の加工技術、評価技術も重要となります。
ナノ粒子創成技術:ナノ粒子創成技術は金属ナノ粒子系導電材やナノカーボン系機能材料などの新製品開発を行うために培ってきたゴム材料、樹脂材料の分散技術です。例えば、ナノ粒子数nmから数十nmの粒子サイズを持つ金属ナノ粒子が金属個体の融点よりはるかに低い室温~百数十℃程度の温度で焼結(融着)します。低温で焼結することができるのは、分散技術にこだわりを持っているからです。