医工連携から生まれた新しいひざ手術器械 ―変形性膝関節症治療の革新技術-
福井県では、本年度も医工連携オンラインセミナーを開催いたします。
本年度は、医療法人 慈風会 白石病院の整形外科や愛媛FCでチームドクターとしてお勤めの「整形外科医 森実和樹先生」より
医工連携で開発されたブレードについてお話いただく予定でございます。
変形性膝関節症は膝痛の原因として、もっとも多い疾患であり、国内の潜在的な患者数は約3,000万人と推定されています。愛媛生協病院・森実和樹先生は、愛媛県内の鉄鋼器械メーカーである株式会社ミヤタニと変形性膝関節症の手術に使用する骨切り器具を共同開発し、特許を取得しました。
本講演では、医工連携により開発された、新しい手術器械の誕生までの道のりをご紹介します。
地域の中小企業の優れた技術と、医療ニーズとがどのようにマッチングしていったのかを医師の立場からお話いただきます。
今後の医療関連製品の開発や医療機器産業の参入に関心ある皆様は、是非ご参加ください。