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【講演要旨】非労作性の熱中症のリスクとして、高齢者があげられます。また独居や要介護、基礎疾患などもリスクとしてあげられています。高齢者は、暑さを感じにくく、冷房は身体によくないと考えている人もおり、暑い室内で過ごしていることがあります。気がついたときには重症の熱中症に進行してしまっていることがあります。高齢になると、降圧薬、利尿薬などを処方されていることも多くあります。足腰が不自由な場合には、トイレに行くことを控えるために飲水を控えることもあります。熱中症の早期発見には脱水症の状態を早く見つけ出す必要があります。さらに、気温が30℃を超える場合には28℃で冷房の使用をおすすめします。