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【講演要旨】近年、狩猟者の減少や森林における人間の活動頻度の低下により、熊の生息域は年々拡大している。2023年には、全国で209件の熊による人身事故が報告され、そのうち70件(33%)が秋田県で発生し、全国最多となった。当院は秋田県の三次医療機関であり、同年には20例の熊外傷患者が搬送された。本研究では、当院に搬送された熊外傷患者の症例をまとめ、過去の文献を基に熊外傷の特徴について考察する。
※講演要旨作成時(2025年2月時点)のご所属:秋田大学医学部附属病院 高度救命救急センター