日本足の外科学会 医工連携企画

創外固定器の軽量小型の自動延長器を開発したい
icon
茨城県
創外固定器の軽量小型の自動延長器を開発したい

骨腫瘍や骨髄炎、外傷などの後遺症としてしばしば大きな骨欠損、短縮、変形が生じることがあり、その治療として創外固定器による骨延長や変形矯正手術が行われている。延長や矯正は、創外固定のリングを連結している延長器を1日1mm、2〜4回に分けて人の手で延長する。より頻回に分けて延長すると骨形成は良好となることがわかっているが、現実的に、人の手で行う場合それほど頻回に分けて延長することは困難である。これまでも機械による自動延長器が存在したが、大きなバッテリーや長いコードがついており、携帯性に欠ける。そこで、軽量、小型な自動延長器を開発したい。