電圧変動への対策
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東京農工大学
開発途上国では質の悪い電気が医療機器の稼働状況にも多大な影響を及ぼしています。頻発する停電や定格電圧の±15%以上にも及ぶ電圧変動により、多くの医療機器が故障します。開発途上国に存在する医療機器の約8割は日本含む海外ドナーからの援助により供与されたものと言われますので、日本人にとっても決して他人事ではありません。医療機器の稼働率を高く保つためにも、不安定な電源から医療機器を保護する装置・システムが求めています。AVRやUPS等が考えられますが、医療機器に搭載・付属させる、もしくはコンセント付近に設置することを考えると、小型・軽量化されなければなりません。近年は太陽光発電を利用するイノベーションも生まれています。このような開発アイデアを一緒に考えてくれる企業を希望します。