セミナー 宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来
宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来
月例会
2024 3/11 18:30 - 20:30
JASTJ Web Seminar Room
『 宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来 』

講師:中須賀 真一 (なかすか しんいち)さん 東京大学大学院工学系研究科教授
日時:2024年3月11日(月)18:30~20:30
場所:日本記者クラブ9階 大会議室 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
    ハイブリッド開催です。会員全員にzoomのURLを配布いたします。

2024年の宇宙開発はJAXAの小型月探査機「SLIM」の打ち上げで幕を開けました。2月には次期大型ロケット「H3」が2度目の打ち上げに挑戦し、成功しました。一方民間の宇宙ビジネスも活発になっています。民間初の月面探査を計画する「ispace」、宇宙デブリ除去技術の確立を目指す「アストロスケール」、小型衛星で精度の高い地球観測サービスを提供するアクセルスペース、宇宙ロボットの「ギタイ」など、日本の宇宙ベンチャーの中にもグローバル展開を目指す企業が出始めました。

中須賀先生は縦横高さ10センチという超小型「キューブサット」開発の第一人者で、研究室からは数多くの宇宙人材を輩出しており、「宇宙ベンチャーの父」と呼ばれています。いまや巨大宇宙企業に成長した米国スペースXやブルーオリジンに伍して日本の宇宙ビジネスをどう育てていくのか、中須賀先生にたっぷりと語っていただきます。

中須賀 真一 (なかすか しんいち)さん 略歴
1983年  東京大学工学部航空学科卒業
1988年  日本IBM東京基礎研究所研究員
1990年  東京大学工学部講師
1994年  東京大学先端科学技術研究センター助教授
2004年  東京大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授
『宇宙ステーション入門』など著書多数。JAXAや宇宙ベンチャーに門下生多数。内閣府宇宙政策委員会委員(~2023年7月)


JASTJ企画委員長・倉澤治雄