関西医科大学 医療ニーズ発表会

【2025_15】ScriptScope アプリ: 薬を見れば、病気がわかる。それを、すぐに、間違いなく。
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関西医科大学 呼吸器外科
「薬を見れば病気がわかる」という、医療従事者に古くから伝わる格言は、今もなお真実である。だが、それを現場では活用しきれていない事は現代医療の盲点と言える。この格言が特に意味を持つのは、急性期病院の救急受診の場面である。持参薬から、病名を即座に推定できれば、その患者への迅速な初期対応が可能となる。また、在宅医療への移行に際しても問題が生じる。診療情報提供書には、作成した医師の専門領域に関する病歴は詳細に記載される一方、専門領域外の持参薬に関する情報は不十分であることが多い。さらに患者自身がなぜその薬を飲んでいるか理解していないことも多い。そのため、在宅医療の現場では、まず医療スタッフが1つずつ薬剤と病名を結びつける作業をしており、診療以外の部分に貴重な時間と労力が費やされている。もちろん、薬剤師が持参薬情報を整理し医師に提供しているが、薬剤師不足や業務量の偏在で、全患者に実施されている訳ではない。