関西医科大学 医療ニーズ発表会

【2025_13】ANalog Revisiting for Disaster medicine (AND) project 災害医療における”アナログ再発見”の提案:アナログ1.5の活用
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関西医科大学 呼吸器外科
災害医療において、医療情報の可視化と即時共有は、被災者の生命に直結する。災害本部の立ち上げに続いて、各ゾーンでこの目的に用いられるのがホワイトボードである。しかし、現行のアクションカード運用では、基本的に事務担当者(書記)がすべてをゼロから板書する「アナログ1.0」仕様であり、混乱が最も想定される対応初期に過剰な負荷がかかることで、記録ミスや更なる混乱が発生しやすい。実際、災害時には通常以上に患者識別ミスのリスクも高まることが報告されている。
迫り来る南海トラフ巨大地震に備え、今、私たちが現場レベルでできることは何か。そのひとつが、“アナログ再発見”をコンセプトとした災害医療用ホワイトボードおよび周辺機器の開発である。この取り組みは、災害医療活動の立ち上げスピードを向上させ、災害拠点病院やDMATへの配備を念頭に製品化を目指す