関西医科大学 医療ニーズ発表会

【10】装着介助が簡単な 腰椎疾患への フレームコルセット
icon
くずは病院 リハビリテーションセンター
整形外科の手術で腰椎固定した後、一定期間コルセットを装着するが、術後早期の疼痛の強い時期や、高齢者へのフレームコルセット着脱は非常に手間取ることが多く、医療従事者、患者どちらも負担が大きい。腰椎を自然な位置に保持し、不適切な姿勢による負担を軽減することがコルセットの役割である。
簡単に装着できて軽量かつ固定強度を兼ね備えたフレームコルセット。柔らかく通気性のあるパッドや、長時間の装着でも不快感がない設計が理想である。さらに、簡単に調整可能なストラップを備え、個々の患者の体型や症状に応じてフィットするように設計されていることが重要と考える。
2024年 関西医科大学