PuREC(株)は高純度の間葉系幹細胞を分離する技術を持つ島根大学発バイオベンチャーです。間葉系幹細胞が本来持つ機能を失わせずに分離する手順を確立しており、間葉系幹細胞が持つ増殖能と分化能、およびその均一性や遊走能を利用して、安全かつ効果的な幹細胞治療を実現することを目指しています。
Single Cell Sorting&Seedingによる高純度間葉系幹細胞の分離
間葉系幹細胞の臨床応用を目的に500以上の治験が世界中で進行中ですが、製造販売承認を取得した製品はごくわずかです。この原因として、ドナー組織や細胞製造バッチごとの差異を克服して、一定の品質を有する細胞集団を分離する困難さを挙げることができます。PuRECの中核技術であるsingle cell sorting& seedingは、一定の性質を示す間葉系幹細胞のクローンを単離するための画期的技術です
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高純度間葉系幹細胞RECの臨床応用(1):低ホスファターゼ症の移植治療開発
現在、2種の医師主導治験にRECを提供しています。低ホスファターゼ症はアルカリホスファターゼの遺伝的な機能欠損により骨形成が進まない希少遺伝子疾患です。
この治験では、臍帯血移植と同時にRECを全身投与して、RECの生着と骨形成を調べます。
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高純度間葉系幹細胞RECの臨床応用(2):腰部脊柱管狭窄症を対象にした外科手術後の再生促進
脊柱管狭窄症を対象にした治験では、重症患者の椎間板摘出手術後の空隙に医療用の高分子アルギン酸で包埋したRECを患部に埋植し、術後の椎間板再生の促進を調べます
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島根県出雲市塩冶町89-1