福井県では、医工連携オンラインセミナーを開催しています。
今年度は、福井大学 脳神経外科教授である菊田先生をお招きし、
「脳神経外科手術における工学技術の重要性」をテーマに1時間たっぷりご講演いただきました。

講演の前半では、超急性期脳梗塞やモヤモヤ病、頸動脈内膜剥離術の術例を用いて、
カテーテルや蛍光血管撮影装置などの顕微鏡、血管縫合用の鋼製小物などが脳神経外科手術において
いかに重要であるかをご説明をいただきました。
また、後半では福井県企業の株式会社シャルマン様とのマイクロ剪刀の共同開発について、
当時の開発に至るまでの経緯、産学連携体制の構築や、工学技術者の研究費確保の重要性についてご説明いただきました。
ご興味のある方はこの機会に是非ご覧ください。